レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
バルセロナとのクラシコで、試合終了直前に劇的な同点ゴールを決めたレアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスは、このゴールをシャペコエンセに捧げるとメッセージを発信している。3日、スペイン紙『アス』が報じている。
チャンピオンズリーグ決勝をはじめ、これまでもチームの窮地を救うゴールを決めてきたラモスがまたも魅せた。「今日は勝ち点を積む必要があった。チームはいいプレー、非常にハードにプレーした」と試合後のインタビューで語る。
そして、「ポゼッションを好むチーム同士による、かなり激しい戦いとなった。前半は我々がよりチャンスを作ったが、効率を欠いていた。だが、ハードワークがご褒美をくれた」と述べ、「非常にインテンシティが激しく、リスクの高いゲームとなった。(バルセロナとは)プロフェッショナルな仲間として、常にスポーツマンシップを持って戦っており、悪い関係であるべきではないのだ」と続ける。
今日の試合の結果、勝ち点差6をキープしたことについて「開幕からがんばってきたご褒美だ。だが、まだシーズンは長く、浮かれているべきではない」と気を引き締めている。
また、ラモスは、試合後のロッカールームで、選手たちがこの日の貴重なドローを喜びあう集合写真をツイッターにアップするとともに、「今日の勝ち点とゴールを、シャペコエンセの皆さんに捧げる」と、先の飛行機墜落事故で悲しみにくれる人々に向けてメッセージを発信している。
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