RBライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュットル監督【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、アーセナルの次期監督に就任する可能性があるのではないかという噂を否定はせず、意味深な言葉を発している。2日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
今季ブンデスリーガ1部に初めて昇格したRBライプツィヒは、ここまで驚異的な快進撃を見せてきた。開幕からリーグ12試合を終えて無敗を守り、12節終了時点で王者バイエルン・ミュンヘンを抑えての単独首位という驚きの成績だ。
チームを躍進に導いたオーストリア人のハーゼンヒュットル監督は、アーセン・ヴェンゲル監督の後任を探すアーセナルからの接触を受けたとも報じられていた。金曜日の会見でそのことを問われた指揮官は、それが事実である可能性を否定はしなかった。
「私の評価をことさらに損なうような記事ではなかった。よくリサーチされていたし、事実であることもたくさん含まれていた」とハーゼンヒュットル監督はコメント。「イングランドで最も長く指揮を執っている監督の後任に挙げられた」のは歓迎すべきことだと述べた。
一方で、現時点ではライプツィヒでの仕事に集中する姿勢も強調している。「ここで3年契約を結んでおり、このチームをさらに発展させたいという目標を設定している。噂には関心がない」と語った。
現地時間2日に行われたブンデスリーガ第13節の試合ではバイエルンが勝利を収めてRBライプツィヒと勝ち点で並び、得失点差で暫定首位に再浮上している。無敗を守って首位を奪い返したいRBライプツィヒは3日にシャルケをホームに迎える。
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