エバートンのロナルド・クーマン監督【写真:Getty Images】
エバートンを率いるロナルド・クーマン監督は、クリスマスツリーの装飾を誤ってしまったばかりにサポーターから強い批判を受けてしまったようだ。2日に英メディア『スカイ・スポーツ』を含む複数メディアが報じている。
エバートンは、リバプールに本拠地を置くクラブだ。そのことからも、同街に本拠地を置くリバプールとは激しいライバル関係にあり、ローカル・ダービーである“マージーサイド・ダービー”では、毎回白熱した戦いが繰り広げられる。
しかし、今季よりエバートンの指揮官に就任したクーマン監督は、クラブのチームカラーを一瞬忘れてしまったようだ。クリスマスカラーと言えば赤や緑や白が定番色であることからも、同監督は赤を基調とした素敵なクリスマスツリーの写真をツイッターで投稿したという。
ところが、そのクリスマスツリーを見たサポーターは大激怒。そして、「赤のクリスマスツリーだって? これからサポーターはより一層あなたを憎むにちがいない」「青にしろ!」といった批判を多数受け取ってしまったという。
そこでようやくクーマン監督は、リバプールのチームカラーでクリスマスツリーが装飾されていたことに気が付いたようだ。それから急いで装飾品を白色と金色に変更。そして数時間後に、「より良い色になったかい?」とコメントを添えてまたクリスマスツリーの写真をツイッターに投稿すると、サポーターからは称賛の声が上がったという。
寒さが一段と厳しくなってきたこの時期に予期せぬ冷や汗をかいてしまったクーマン監督。同監督率いるエバートンとリバプールは、現地時間12月19日に行われるプレミアリーグ第17節で激突することになっている。
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