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墜落事故から生還した31歳DFはプレー再開可能。父親が医師の言葉を報告

text by 編集部 photo by Getty Images

エリオ・ネト
シャペコエンセのエリオ・ネト【写真:Getty Images】

 コロンビアで起きた航空機墜落事故から生還したシャペコエンセの3人の選手のうち、少なくともDFエリオ・ネトはプレーに復帰することが可能なようだ。2日付のブラジル『UOL』などが伝えている。

 ブラジル1部のクラブであるシャペコエンセの選手たちを乗せた飛行機は試合のためコロンビアへと向かっていたが、現地時間28日から29日にかけての深夜に同国内の山中に墜落。搭乗していた乗客・乗員77名のうち71名が命を落とした。

 事故後に行われた最初の救助作業では選手3名を含む6名が現場から救出されたものの、そのうちGKダニーロは病院で死亡。悪天候の影響もあって生存者の捜索は一旦打ち切られたが、29日早朝から再開された作業で新たにネトが救助された。その後は生存者は確認されず、ネトは最後の生還者となった。

 31歳の同選手の父親がフェイスブックで報告したところによれば、ネトは今後のプレー再開が可能な見通しだという。「息子の状態が良くなっていることを報告したい。足の手術を終えたところだが、医師によれば再びサッカーをすることは可能とのことだ」と父親は述べている。

 ネト以外に救助された2人の選手のうち、GKジャクソン・フォルマンは負傷のため右足の切断を余儀なくされた。DFアラン・ルシェウは脊椎骨折などの重傷を負い手術を受けている。

【了】

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