トロントFCの遠藤翼【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)イースタン・カンファレンスのカンファレンス・ファイナル2ndレグが現地時間30日に行われ、トロントFCがモントリオール・インパクトとの”カナダ対決”を制して初のMLSカップ進出を果たした。
アウェイでの1stレグで2-3の敗戦を喫していたトロントだが、ホームでの2ndレグは前後半の90分を終えた時点で逆に3-2のリード。2試合合計5-5で延長戦へもつれ込み、延長前半に2点を奪ったトロントが勝ち進む結果となった。今シーズン限りでのモントリオール退団を表明していた元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバにとっては、敗れたことでこれがラストマッチとなった。
トロントに所属する日本人選手のMF遠藤翼は、この試合にベンチ入りしたが出場はなかった。レギュラーシーズンでは今季21試合に出場して得て2ゴールを記録していたものの、プレーオフに入ってからはまだ出場機会を得ることができていない。
MLSの年間王者を決めるMLSカップは現地時間12月10日に開催。トロントと同じく初のファイナル進出を果たしたシアトル・サウンダーズとの対戦となる。レギュラーシーズンの成績で上回るトロントは、一発勝負のMLSカップをホームで戦うことができる。
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