サウサンプトンのDF吉田麻也【写真:Getty Images】
現地時間11月30日にリーグカップ準々決勝の試合が行われ、サウサンプトンはアーセナルに2-0で完封勝利をおさめた。この試合にフル出場した日本代表DF吉田麻也は、攻守に渡って活躍し、サポーターから称賛の声を浴びている。30日に英メディア『HITC』が報じている。
吉田は今季これまで公式戦9試合に出場。その内リーグ戦にはまだ2試合しか出場していない。しかし、プレミアリーグ第13節のエバートン戦から一気に8名の選手も変更して挑んだこの試合の先発メンバーに名を連ねた吉田は、見事にクロード・ピュエル監督の期待に応えてみせた。
まずは前半13分に先制点の起点となる。吉田のロングフィードを受けたDFライアン・バートランドのクロスからMFソフィアン・ブファルがシュートを放つと、相手に当たって跳ね返ったこぼれ球をMFヨルディ・クラーシがゴールに突き刺し、サウサンプトンが先制に成功。そして、DFフィルジル・ファン・ダイクの横で完璧なパフォーマンスをし、1枚イエローカードをもらってしまったものの完封勝利に貢献した。
この吉田の活躍にサポーターもツイッター上で称賛。「頻繁に先発から外されて残念だが、今夜の吉田は卓越したプレーをしていた」「今夜のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)は吉田だった。最近で一番すごかった」「吉田が今夜のMOMじゃないとおかしい」「MOMは吉田。なんて嬉しいサプライズだ」など多くの賛辞が送られ、そして英紙『ザ・サン』も10点満点の採点で7点の高評価をつけている。
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