元京都サンガF.C.のチエゴ【写真:Getty Images】
京都サンガF.C.は30日、2010年に同クラブでプレーしたDFチエゴが死去したことを発表した。
ブラジル全国選手権1部のシャペコエンセに所属していたチエゴは、コパ・スダメリカーナ決勝第1戦に出場するためコロンビアへ向かう途中、乗っていた航空機の墜落事故に巻き込まれていた。京都は「報道を受けた際は、一縷の望みがあるかぎり無事を信じておりましたが、残念ながら逝去された知らせを受けることとなりました」と報告している。
チエゴは京都で2010年シーズンの1年間を過ごし、リーグ戦10試合に出場していた。30歳だった。京都は「ご家族、関係者、そしてシャペコエンセに関わるすべての皆さまに心からお悔やみ申し上げますとともに、お怪我をされた方の、一日も早い回復を願っております」と哀悼の意を表し、声明を結んでいる。
今回のコロンビアでの航空機墜落事故で犠牲になったJリーグに関係する選手としては、チエゴの他に元川崎フロンターレのアルトゥール・マイア、元セレッソ大阪、ジェフユナイテッド千葉のケンペス、元柏レイソルのクレーベル・サンタナ、そして2009年にヴィッセル神戸を率いたカイオ・ジュニオールの死亡がすでに各クラブによって報告されている。
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