アントニオ・カッサーノ【写真:Getty Images】
サンプドリアに所属する元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、グループ練習に参加した。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
カッサーノは今年5月のダービーのあとでクラブと口論になり関係が悪化。夏に移籍する可能性はあったが最終的にはまとまらず、今シーズンは完全に構想外となっている。
ただ、冬の移籍市場で新天地へ向かうつもりのようだ。同選手は現地時間29日、ユースチームの選手たちとともに練習を行った。カッサーノがグループ練習に参加するのは、約4ヶ月ぶりのことである。
カッサーノはサンプドリアとの関係を修復したわけではなく、1月の移籍に向けた練習再開とみられている。同選手に対しては、中国やUAEのクラブが関心を示しているが、本人はイタリアにとどまることを希望している模様だ。28日、同選手は沈黙を破り、「1月にどうなるか様子を見よう」と述べていた。
現在34歳のカッサーノ。再び“天才”のファンタジーをピッチで見られるだろうか。
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