レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
勝ち点差6で迎える、首位レアル・マドリーと2位バルセロナの頂上決戦。この状況は5シーズンぶりということだ。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現地12月3日のクラシコ開催を控え、スペイン紙ではこの頂上決戦関連の記事が増えてきた。同紙は、マドリーがバルセロナに勝ち点6差をつけてシーズン最初のクラシコを迎えるのが、ジョゼ・モウリーニョ監督時代の2011/12シーズン以来であることを紹介している。
2011年12月10日、勝ち点40の首位マドリーは、勝ち点34で2位タイのバルセロナをホームに迎えた。この試合、ジョセップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナがアレクシス・サンチェス、シャビ、セスク・ファブレガスのゴールで3-1と快勝した。
もっとも、このクラシコで敗れたマドリーだったが、この2011/12シーズンは記録ずくめの優勝イヤーであった。史上初めて勝ち点が100に到達し、シーズン121ゴール、得失点差81も史上最多という数字を残している。
そして、マドリーはこのシーズン以来、リーガ制覇から遠ざかっている。5年前と同じ状況でクラシコを迎えるのは果たして吉兆なのか。様々な角度やデータからクラシコを楽しむのもおもしろそうだ。