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「こんなことではリーガ優勝は難しい」。不甲斐ないバルサにピケが警鐘

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェラール・ピケ
バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】

 現地時間27日にリーガエスパニョーラ第13節が行われ、バルセロナはアウェイでレアル・ソシエダと対戦して1-1のドローに終わった。DFジェラール・ピケは試合後に、「このままでは優勝は難しい」とスペインメディア『モビスタール+』に話している。

 2010年にソシエダが1部に復帰して以来の6試合で1分け5敗と苦手な敵地アノエタで、バルサは今回も勝ち点3を獲得できず。後半に先制点を許したあと、FWリオネル・メッシのゴールで同点にはしたが、そのまま1-1のドローで試合を終えた。

 ピケはソシエダが優位な戦いを見せたことを認め、「プレーもそうだが、それ以上に姿勢で上回っていた」と相手を称賛。「前半にはチームが存在していないも同然だった。後半には良くなったが、このままではリーガで優勝するのは難しいだろう」と警鐘を鳴らしている。

 バルサが持ち味のスタイルを発揮できなかったこと以上に、チームの見せてしまった姿勢に不安が感じられるとピケは語る。「勝ち点1が取れて良かったと言わざるを得ない。ほとんど何もうまくいかなかった」と不甲斐ない戦いぶりに落胆をのぞかせた。

 接触プレーで負傷が不安視された場面もあったピケだが、自身の状態については「前半に足首を痛めたけど、土曜日には出場できることを願いたい」とコメント。首位レアル・マドリーと激突する次節クラシコのピッチに立ちたいという思いを口にしている。

【了】

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