マンチェスター・ユナイテッドのバスティアン・シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドの元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーは、現地時間27日に行われたプレミアリーグ第13節のウェスト・ハム戦で今季初めてのベンチ入りを果たした。
シュバインシュタイガーは今季から就任したジョゼ・モウリーニョ監督のもとで冷遇され、完全に戦力外として扱われていた。トップチームの練習からも外され、ユナイテッドで再びプレーする機会が訪れるかどうかは非常に疑わしい状況となっていたが、10月末からは練習に復帰していた。
MFマイケル・キャリックの負傷欠場もあり、ウェスト・ハム戦ではついにモウリーニョ体制で初のベンチ入り。出場機会は訪れなかったが、完全な戦力外の状態からは脱したこともうかがわせた。
だが一方で、新たな移籍の噂も持ち上がっている。冬の移籍市場ではメジャーリーグサッカー(MLS)行きが有力ではないかとみられていたが、ブラジルのサントスもシュバインシュタイガー獲得に名乗りを上げることになるかもしれない。
「欧州のクラブからワールドクラスの選手を探すべきだというプランをクラブに伝えた。彼はそういう条件に一致する選手だ。彼はユナイテッドでうまくいっていない」とサントスのドリバウ・ジュニオール監督はブラジル『UOL』に語り、シュバインシュタイガーの獲得に関心を抱いている様子を見せている。
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