同点ゴールを記録したリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
【レアル・ソシエダ 1-1 バルセロナ リーガエスパニョーラ 第13節】
スペイン・リーガエスパニョーラ第13節が現地時間の27日に行なわれ、バルセロナはアウェイでレアル・ソシエダと対戦。1-1の引き分けに終わっている。
首位レアル・マドリーを追うため勝ち点を積み重ねていきたいバルサは、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ・セルティック戦と同じ先発11人でスタート。前線にはルイス・スアレス、メッシ、ネイマールの“MSN“が顔を並べる。
だが、苦手の敵地アノエタでの試合は今回も苦しい展開に。ソシエダは精力的なプレスでバルサを自由にさせず、ゴールを脅かす形もたびたび作り出す。枠外シュートやテア・シュテーゲンのセーブがバルサを救ったが、ホームチーム優勢で前半を折り返した。
後半立ち上がりにはネイマールのFKがGKルジの好セーブに阻まれる場面もあったが、先手を取ったのは前半からの勢いを失わなかったソシエダだった。53分、ゴール前に抜け出したベラのシュートはテア・シュテーゲンが弾き返したが、浮き上がったボールをウィリアン・ジョゼがヘディングでシュート。ゴールラインのカバーに入ったピケはボールに触ったが止めることはできなかった。
それでもバルサは前線のスター選手がさすがの破壊力を発揮し、すぐに同点に追いついてみせる。59分、ネイマールがDFを振り切ってエリア内左サイドへ侵入し、中央へマイナスの低いクロスを折り返す。これを受けたメッシはトラップでやや浮いたボールをそのまま豪快に蹴り込んで1-1とした。
76分にはソシエダが再び勝ち越したかに見えたが、バルサは判定に救われた。ベラがエリア外から放ったシュートはクロスバー下部を叩き、ゴールラインを割ったかどうか微妙な位置でバウンド。そのボールをヘディングでネットに押し込んだフアンミはオフサイドと判定されゴールは認められなかったが、リプレイではベラのシュートの瞬間にフアンミの位置はオフサイドではなかった。
結局そのまま1-1のドローで終了。今年もアノエタで勝てなかったバルサは、マドリーとの差が6ポイントに開いた状態で次節の“クラシコ“を迎えることになった。
【得点者】
53分 1-0 ウィリアン・ジョゼ(レアル・ソシエダ)
59分 1-1 メッシ(バルセロナ)
【了】