ディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
去る25日に亡くなった、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長に対し、ディエゴ・マラドーナ氏が「第2の父親を失った」とその死を悼んでいる。26日、スペイン紙『アス』が報じている。
世界中を駆け巡った、カストロ前議長死去の報道。同氏と深い親交を持ち、左足に同氏のタトゥーを彫り込んでいるほど心酔しているマラドーナ氏は「非常に悲しい。フィデルは第2の父親のようであった」とコメントしている。
最後に会ったのは3年前ということで「その時に、彼は「私に別れでも告げに来たのかい」と言ったんだ。すると私の両眼には涙があふれた。彼が肉体的に非常に弱っているようだった。彼が正しかったようだ。1時間ほど話したよ」と思い出を語っている。
現在、テニスのデビスカップが開催されているクロアチアに滞在中のマラドーナ氏は、同大会終了後、「キューバへ友に別れを告げに行く」とコメントしている。
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