ブラジル代表のチッチ監督【写真:Getty Images】
ブラジル代表のチッチ監督は、FIFA最優秀選手の投票で、クリスティアーノ・ロナウドへ1位票を投じたことを明らかにしている。26日、スペイン紙『アス』が報じている。
同監督は、母国ブラジル紙のインタビューの中で、FIFA最優秀選手賞への投票について言及。ロナウドに1位票を投じたことを明かし「リオネル・メッシが世界一のプレーヤーだと思うが、今シーズンの獲得したものを見るとロナウドだろう」と述べる。そして2位にネイマール、3位にアントワーヌ・グリーズマンを選んだと語っている。
また、メッシについて「遊び心があり、クリエイティブだ」と評価しつつも、「今季は非常にケガが多かった」と述べ、彼に票を投じなかった理由を明かしている。一方でロナウドには「ダイレクトでパワフルだ」という評価を与えている。
現在55歳のチッチ監督は、コパ・アメリカセンテナリオ後のドゥンガ前監督の解任を受け、今年6月にブラジル代表の監督に就任。ロシア・ワールドカップ南米予選で6位と低迷していたチームを引き継ぐと、チームはそこから6連勝と一気に首位へと躍り出ており、その手腕が評価されている。
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