9試合ぶりにリーグ戦に出場した清武弘嗣【写真:Getty Images】
現地時間28日に行われたリーガエスパニョーラ第13節でセビージャはホームでバレンシアと対戦し、2-1で勝利をおさめた。この試合に後半から出場したセビージャの日本代表MF清武弘嗣は、勝利に貢献している。
地元紙『エル・デスマルク』は、「試合に出場しに戻るまで2ヶ月以上かかった」と、最後にリーグ戦に出場した現地時間9月17日に行われた第4節エイバル戦以来となる久しぶりの出場となったことを伝えると、「後半から(DFセルヒオ・)エスクデロに代わって入ると、監督の期待に応えた」と評価している。
清武は後半開始から出場。すると53分、右サイド裏への清武の浮き球のパスにMFビトーロが抜け出すと、切り返してゴール前に左足のクロスを上げる。これがゴール前にいたDFエセキエル・ガライに当たってゴールに吸い込まれセビージャの先制点となった。
この活躍に、「清武は活発的で、先制点の起点となった」と高く評価すると、「それから良いプレーとパスミスを交互に繰り返したものの、全体的には認められるパフォーマンスをした。彼は6回ボールを奪い返し、7回奪われ、26回パスを通した」と付け加えている。
そして、「出番が増え始めれば、冬に放出しようと考えているセビージャの考えを変えさせることができるかもしれない」と、現地メディアで報じられた移籍の可能性についても言及した。
清武が所属するセビージャは、現地時間30日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦1stレグで4部のフォルメンテラと対戦する予定となっている。
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