ドルトムント戦で久しぶりのボランチ起用となった長谷部誠【写真:Getty Images】
26日に行われたブンデスリーガ第12節フランクフルト対ドルトムントは2-1でフランクフルトが勝利した。先発出場した日本代表の長谷部誠がこの試合を振り返っている。
この勝利でフランクフルトは3位に浮上。リーグ戦6試合負けなしで3連勝と好調をキープしている。チームの戦いに長谷部も手応えを感じているようだ。「結果が出ているし、自分たちのやり方ははっきりしているかなという感覚はあります」
最近は3バックの真ん中、リベロでプレーをすることもあった長谷部であったが、この試合ではボランチでの出場。「良かった部分とそうでない部分があった。本職ではあるけれど、球離れが遅くてボールを何回か失ってしまった。試合の入りは難しかった」と久しぶりの本職でのプレーの適応に多少時間が掛かったようだ。
ここ6試合で4失点の守備については「かなりチームとしてやっているので、失点が少ない。攻撃の部分でもカウンターを狙っているので」と、ドルトムントの個人技も想定済みだったと話している。
好調のフランクフルトは次節アウェイでアウグスブルクと対戦する。
(取材:本田千尋、文:編集部)
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