バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
過去6シーズン未勝利というレアル・ソシエダのホーム,アノエタでの試合を控える、バルセロナのルイス・エンリケ監督は「過去は関係ない」と強調している。26日、スペイン紙『アス』が報じている。
この6シーズンで1分5敗と、ソシエダのホーム・アノエタを鬼門としているバルセロナ。前日会見でルイス・エンリケ監督は「そのジンクスはメディア側の問題である。私はその話題の中に入ろうとは思わないし、興味もない。明日の試合は、これまでの過去は何の重要性も持たない」と不吉なデータを一蹴している。
そして、前節のグラナダ戦でも極端に守備的な相手に苦戦したことを受けて「ソシエダが、高い位置でプレッシャーをかけねばいけない時には100%勇敢なチームであり、そしてその後は自陣深くに後退するのではと予想する。恐らく、非常に攻撃的か、非常に守備的かのいずれかだろう。彼らはボールをしっかりと持つことができ、ショートパスもロングボールも使うことができる」と警戒を見せている。
「アウェイのセビージャ戦では先制できなかったが勝利できた。先制点が、多くの状況で決定的なものになっていない。先制できれば好ましいが、それが勝利を保証するものではない」と試合の流れについて語っている。
また、レアル・マドリーとのクラシコを翌週に控え、あと1枚イエローカードをもらうと出場停止になるFWネイマールの出場について「何も考えていない。クラシコもソシエダ戦も得られる勝ち点は同じだ。ネイマールが条件付きでプレーすることはないだろう」と通常通りの出場を示唆している。
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