ボーンマスを率いるエディー・ハウ。プレミアで指揮を執るイングランド人4人のうちの1人【写真:Getty Images】
25日、英放送局『スカイスポーツ』があるデータを報じている。プレミアリーグのチームのうち、12節終了時でイングランド国籍の選手を多く起用しているチームはどこかというものである。
最も多く起用しているチームはボーンマス。10ヶ国から選手が集まっており、起用したイングランド国籍の選手は13人。試合時間に対するイングランド国籍の選手がプレーした時間は70.41パーセントとこちらもプレミアリーグ最多となっている。
逆に一番少ないチームはワトフォード。19ヶ国の選手が集まるという多国籍ぶり。イングランド人プレーヤーは2名(ベン・ワトソンとトロイ・ディーニ―)しか使われておらず、出場時間の割合は9.35パーセントと最も少なくなっている。
この試合時間に対するイングランド国籍の選手がプレーした時間の割合の1位から4位はボーンマス、クリスタル・パレス、バーンリー、ハルとなっているが、この4チームは全てイングランド人監督が率いているチームだ。
ビッグクラブでは17位から19位にはアーセナル、マンチェスター・シティ、チェルシーが並んでいる。その他ではリバプールが6位、マンチェスター・ユナイテッドが12位。ビッグクラブになるほどイングランド国籍の選手が起用されにくいという現状があるのかもしれない。
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