リオネル・メッシとジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、古巣バルセロナからFWリオネル・メッシを獲得する可能性を否定し、メッシがバルサで現役を終えることを望んでいると語った。25日付のスペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。
バルサと2018年までの契約を結んでいるメッシだが、今年の夏にクラブからの契約延長の打診を一旦断ったと先日報じられた。来シーズン終了までにバルサを離れる可能性があるとして、移籍に向けた憶測が広がることになった。
もしメッシがバルサを去るのであれば、シティは有力な移籍先候補になるのではないかとの見方が強い。世界トップレベルの選手を獲得できるだけの資金力を有していることに加え、バルサでメッシとともに大きな成功を成し遂げたグアルディオラ監督の率いるチームであることが大きな理由だ。
だが、その指揮官本人はかつての教え子の獲得を否定した。「メッシはバルセロナに残り、バルセロナでキャリアを終えることになるだろう。私は今まで何度もそう言ってきた。それが私の望みだ。彼が最初から最後までバルセロナで過ごすことを私は願っている」とグアルディオラ監督は会見で話している。
今季のチャンピオンズリーグでは、メッシとグアルディオラ監督は敵として激突した。少なくとも当面は、二人が再び同じチームでともに戦うことはないのだろうか。
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