チェルシーのアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】
チェルシーのアントニオ・コンテ監督はチャンピオンズリーグ(CL)に出場していない恩恵を受けていることを認めている。25日、英紙『ロンドン・イブニング・ニュース』が伝えている。
12節を終わってプレミアリーグは首位チェルシー、2位リバプールとヨーロッパのコンペティションに参加していないチームが上位の2チームになっている。3シーズン前にもCL、ヨーロッパリーグ(EL)に参加していないリバプールが終盤まで優勝争いを繰り広げた。
コンテ監督は「試合はしたいが」とトップレベルの大会に参加できないことを残念に思う一方で、「準備の時間がより多くとれる。時間があればアイデアを思いつくこともできる。これはアドバンテージだ」とCLに出場していないことの恩恵を語っている。
今節はトットナムとのロンドンダービー。トットナムはミッドウィークにCLを戦っているが、コンテ監督は「以前トットナムはレバークーゼンと対戦した後、アーセナルとタフなゲームを演じた。強いチームだ」と警戒を強めている。
17得点0失点で6連勝中の大きな要因となっている3バックも、CLがないからこそ十分な準備の時間が与えられてここまで機能しているのかもしれない。
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