2012年。デカモリシの大爆発、FW米倉恒貴の躍動
FWとしてゴールを奪った米倉恒貴【写真:Getty Images】
【京都サンガF.C.(3位) 0-4大分トリニータ(6位)】
【得点者】
[大分]
森島康仁(17分、33分、61分、90分)
3位・京都サンガF.C.と6位・大分トリニータの対戦は、思わぬ大差がつく結果となった。17分、森島康仁がFKを直接決める。33分には左クロスを難しい態勢で合わせてネットを揺らすと、後半に入っても森島の躍動は終わらない。PKで加点し、試合終了間際にもネットを揺らして4-0と大勝。
デカモリシの大フィーバーにより、大分が決勝戦へと駒を進めた。京都は2位の湘南ベルマーレと勝ち点1差の3位でプレーオフに回った形だが、“伏兵”に足をすくわれることになった。
【横浜FC(4位) 0-4 千葉ユナイテッド千葉(5位)】
【得点者】
[千葉]
藤田祥史(35分、58分)
米倉恒貴(53分)
佐藤健太郎(88分)
4位・横浜FCと5位・ジェフユナイテッド千葉はリーグ戦の勝ち点差が1だった。拮抗した成績を残した両者だが、この準決勝では千葉が圧倒することになった。
35分、ディフェンスラインの裏に抜け出した藤田祥史がGKをかわして先制点を奪うと、53分にはフィードに抜けた米倉恒貴が落ち着いて決めて2-0。5分後には藤田がこの日2点目を挙げ、終了間際にCKから最後は佐藤健太郎がネットを揺らした。千葉が勝負強さを見せ、横浜FCを破った。