インドネシア代表のステファノ・リリパリ【写真:Getty Images】
ASEANサッカー連盟(AFF)の主催によるAFFスズキカップ2016が現地時間25日に行われ、グループAのタイ代表はフィリピン代表に1-0の勝利を収めた。また、同グループのインドネシア代表はシンガポール代表に2-1の勝利を収めている。
グループAは2試合を終えた段階で、2連勝のタイが3大会連続の準決勝進出を確定させていた。グループAの開催国フィリピンとの第3戦に臨んだタイは、81分にサラウット・マスクが先制ゴールを奪い、この試合にも1-0で勝利。3戦全勝で順調にグループステージを終えた。
一方、ともに準決勝進出の可能性を残していたシンガポールとインドネシアの激突も同時刻のキックオフで開催。27分にシンガポールがハイルル・アムリのゴールで先制して前半を1-0で折り返すが、インドネシアも後半にアンディク・ベルマンシャーのゴールで追いつく。最後は85分、2014年に日本のコンサドーレ札幌でプレーしたステファノ・リリパリが決勝ゴールを奪い、インドネシアが2-1の逆転勝利を収めた。
この結果、勝ち点を4としたインドネシアはタイに次ぐグループ2位で3大会ぶりの準決勝進出が決定。準決勝ではタイがグループBの2位チームと、インドネシアがグループBの1位チームと対戦する。
【試合結果】
フィリピン 0-1 タイ
シンガポール 1-2 インドネシア
【了】