オーストラリア・Aリーグ第8節のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ対ブリスベン・ロアー戦が現地時間25日に開催され、1-1のドローに終わった。ウェスタン・シドニーのMF楠神順平は、この試合で移籍後初ゴールを記録している。

　サガン鳥栖から今季ウェスタン・シドニーへ移籍した楠神は、初挑戦となる海外の舞台でこれまで目覚ましい活躍を見せてきた。すぐに定位置を確保してチームの攻撃を牽引し、10月の月間ベストイレブンにも選出されている。

　これまで7試合に出場してまだ得点はなかったが、ブリスベン戦で待望のゴールが生まれた。0-1のビハインドで迎えた56分、エリア内左サイドへ駆け上がって縦パスを受けた味方選手からの低いクロスに飛び込み、ゴールエリア内で合わせて至近距離からのシュートを蹴り込んだ。

　試合はそのまま1-1のドローで終了。ウェスタン・シドニーは第2節での勝利以来6試合で5分け1敗と勝てず、10チーム中暫定7位という苦しい順位に位置している。

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