千葉の監督に就任するフアン・エスナイデル氏【写真:Getty Images】
J2のジェフユナイテッド千葉は25日、来シーズンよりトップチームの新監督にフアン・エスナイデル氏が就任することを発表した。
千葉は2016年シーズンのJ2を11位で終了。2010年にJ2に降格して以来、毎年のように上位を争いながらも昇格を逃し続けてきたが、昨シーズンの9位に続いてJ2での過去最低順位を更新してしまった。7月に関塚隆前監督からチームを引き継いだ長谷部茂利監督代行は、シーズン終了に伴い退任が決まっていた。
アルゼンチン出身のエスナイデル氏は、現役時代にはレアル・マドリーやユベントスなどでもプレーし、アルゼンチン代表でのプレー経験もある。指導者としてはヘタフェのアシスタントコーチ、レアル・サラゴサのBチーム監督を経て、2012/13シーズンの終盤にはリーガ2部のコルドバで9試合の指揮を執った。
今年4月には、リーガ1部で残留に向けて戦っていたヘタフェの監督に就任。最終的に残留を逃しながらも契約を更新し、今季リーガ2部で引き続きヘタフェ監督を務めていたが、開幕から7試合で1勝のみという低迷により解任されることになった。
千葉にとっては、2011年にチームを率いたドワイト監督以来の外国人指揮官となる。J2で8年目となるシーズンを戦う来季こそは、J1復帰を成し遂げることができるだろうか。
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