アストラ・ジュルジュのMF瀬戸貴幸【写真:Getty Images】
ルーマニア1部のアストラ・ジュルジュに所属するMF瀬戸貴幸は25日、自身のブログでヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント進出に向けて意気込みを語った。
現地時間24日にELグループステージ第5戦の試合が行われ、アストラはアウェイでオーストリア・ウィーンと対戦。57分に先制点を決められてアストラは追い掛ける形となったが、その後にオーストリア・ウィーンに退場者が出たことで数的優位な状況となると、79分と88分にアストラにゴールが生まれ、結局2-1でアストラが逆転勝利をおさめた。
このEL第5戦の結果、チェコのプルゼニを4-1で下したローマの首位通過が決定。そして2位に浮上したアストラは、決勝トーナメント進出に向けて最終節にそのローマとホームで対戦することになっている。
この試合にフル出場した瀬戸は、「先制されましたが、相手が退場しその後は焦らずうまく試合を運べました」と勝利に至った経緯を説明すると、「逆転で勝利! チームで勝ち取った大きな勝利です」とチームの勝利を喜んでいる。
この試合には、日本から瀬戸の家族も観戦をしに来ていたようだ。「いいところを見せられてよかったです」と瀬戸は喜びを伝えると、「最終節はホームでローマと対戦します。いい準備をして頑張ります!」とELグループステージ第2戦の試合で完敗したローマとの対戦に向け向けて意気込みを語っている。
アストラにとって、次の最終節は初のEL決勝トーナメント進出がかかった大事な一戦となる。果たしてこのグループの強豪ローマにホームで一泡吹かせることはできるだろうか。
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