頭にボールを乗せて自転車走行(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
ナイジェリア人サッカー選手が天性のバランス感覚を活かし、ギネスブック認定が期待される驚異的な記録を達成した。22日付のアメリカ『CNN』など各国メディアが伝えている。
カンボジアでプロサッカー選手としてプレーしているというハリソン・チネドゥは、今年3月にひとつのギネス記録を更新していた。サッカーボールを頭上に乗せてバランスを保ったまま、ボールを落とすことなく48kmあまりの距離を歩き続けたとして、世界記録の更新がギネスブックにより認定された。
その後、徒歩での記録は別のインド人男性によって塗り替えられたが、チネドゥはまた別の記録に挑戦することを思いついた。ナイジェリアの旧首都ラゴスで、今度はボールを頭に乗せたまま自転車での長距離走行に挑戦。強烈な横風の吹き付ける橋や劣悪な路面状況といった難コースを物ともせず、103.6kmを走りきったとのことだ。
「やろうと思ったのは、僕が神様に与えられた才能を世界中に知ってもらうことで、過去に成し遂げられていない何かをやってみるように若者たちを勇気づけたかったからだ」とチネドゥはコメントしている。
『CNN』によれば、記録がギネスブックに認定されるためには90日前後を要するとのことだ。
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