シャルケの内田篤人【写真:Getty Images】
1年8ヶ月以上にも及ぶ長期の離脱を強いられているシャルケのDF内田篤人だが、ついに待望の復帰の時が迫りつつあるようだ。クラブ幹部は、ヨーロッパリーグ(EL)のグループ最終節での復帰の可能性に言及している。23日付の独紙『レヴィア・シュポルト』が伝えた。
内田がシャルケで最後に公式戦に出場したのは昨年3月。以来、右膝の負傷による長期離脱を強いられ、昨シーズンは1試合も出場できずに終えることになった。今シーズンに入ってもまだ復帰を果たすことはできていないが、今月中旬からはチームの全体練習に参加し、コンディションを整えつつある。
このまま順調に調整が進めば、12月8日に行われるELグループステージ最終節、FW南野拓実の所属するレッドブル・ザルツブルクとの試合で復帰することができるかもしれない。シャルケのアクセル・シュスターSD(スポーツディレクター)が見通しを口にしている。
「12月8日のザルツブルクでのグループ最終節が、内田が出場できる可能性のあるタイミングだと私はずっと言ってきた。今でもそれは現実的なことだ。急がせることはないが、我々は希望を持っている」とシュスターSDは語った。
現地時間24日にはELグループステージ第5節のニース戦を戦うシャルケだが、2試合を残してすでにグループ首位通過は確定している。結果の心配をせずに済むグループ最終節で、ついにピッチ上に立つ内田の姿を見ることができるのだろうか。
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