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チェルシー、無敵の“コンテ流”3-4-3を支える5人のキーマン。17得点0失点で6連勝中【編集部フォーカス】

チェルシーは現地時間20日に行われたプレミアリーグ第12節でミドルスブラを1-0で下した。アントニオ・コンテ監督は第7節のハル・シティ戦から本格的に3-4-3システムを導入すると、その後は怒涛の6連勝。ここまで17得点0失点という無敵の強さを誇る。新たな“コンテ流”3バックを導入したチェルシーで、特に新たな役割を担う5人のキーマンを紹介しよう。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セサル・アスピリクエタ

アスピリクエタ
セサル・アスピリクエタ【写真:Getty Images】

[ポジション]
センターバック(右)

 本職は右サイドバックにもかかわらず、ジョゼ・モウリーニョ体制下では左サイドバック、そしてコンテ監督のもと3バックの右センターバックにコンバートされた。

 個々のキャラクターの立つ面々が揃うチェルシーにおいてスポットライトを浴びる機会は少ないアスピリクエタだが、ミスも少なくその万能性はチームに欠かせないものとなっている。

 対面したサイドアタッカーを的確に封じることができる、いわゆる“守備のできるサイドバック”として知られているが、その守備力はセンターバックに移ってからも変わらない。

 俊敏性と危機察知能力の高さで相手FWからボールを奪い、必要に応じてサイドバック然として持ち上がることができる。

 唯一の欠点である上背のなさも、DFラインが高く設定されていることでボランチのエンゴロ・カンテや中央に構えるダビド・ルイスもカバーリングでき、さらにそれを補って余りあるスピードも備えている。178cmの小兵DFは、コンテ式3バックでも重要なピースを担っている。

【次ページ】ダビド・ルイス
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