アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はイングランドのクラブがヨーロッパのトップに返り咲くときは近いと考えている。23日、英放送局『スカイスポーツ』が伝えている。
2007/2008シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝にリバプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドの3チームが進出し、決勝はチェルシーとユナイテッドが対戦するなどヨーロッパの中で結果を残していたプレミアリーグ勢。
しかし、2011/2012シーズンのチェルシー以来、決勝に進出したプレミアリーグのクラブはなく、ヴェンゲル監督率いるアーセナルもここ6シーズンはグループリーグは突破するものの、ベスト16止まりが続いている。
それでもヴェンゲル監督は「マンチェスター・シティがバルセロナに勝った。我々もパリと対戦してそれを示すことができるチャンスだ」と述べ、ここ数年CLで結果を残しているバルセロナ、レアル・マドリー、バイエルンなどとのギャップはなくなってきていると感じているとのことだ。
「CLでは全てのチームがフットボールをする。プレミアリーグでは80パーセントのポゼッション率があっても、試合に負けることがある。プレミアでの各試合のプレッシャーは今日大きくなっている」とCLとプレミアリーグでのギャップについても述べている。
明朝にはパリサンジェルマンと対戦するアーセナル。ヴェンゲル監督は「今シーズンアーセナルはCLを優勝できる可能性がある」と述べているだけに、まずは自分たちのチームでプレミアリーグの強さを示したいところだ。
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