レアル・マドリーのマテオ・コバチッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーで2シーズン目を迎えたMFマテオ・コバチッチは、今や主力選手として、自身の状況を大きく変化させている。21日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙は「コバチッチ:わずか1年で、期待のホープから欠かせないプレーヤーへ」と22歳のクロアチア人プレーヤーを称賛する記事を掲載。昨シーズンから激変したコバチッチの状況が紹介されている。
コバチッチは、ここまで公式戦18試合を戦っているマドリーにおいて972分間プレーしており、昨年の同時期の445分から大きく数字を伸ばしている。またこの18試合中11試合でスタメンを勝ち獲り、3試合だった昨シーズンの同時期に比べ、こちらも大きく数字を伸ばしている。
また、パフォーマンスの面でも、これまで622回のパス機会に対し、571本を成功させ、91.8%の成功率と高い数字をマークし、プレーのクオリティの高さを裏付けている。そして、同紙はコバチッチのスペイン語が上達したことも指摘。今ではほぼ完ぺきに理解しているということで、これも好調の要因ひとつとして挙げられている。
インテルから鳴り物入りでマドリーに加入した昨シーズンは、期待に応えられず、放出要員とまで囁かれたコバチッチ。2年目の今季は、中盤に故障者が続出する中で、見事にその穴を埋め、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を勝ち獲っている。まだ22歳と若く、更なる進化が期待されるプレーヤーだ。
【了】