フランス代表のディディエ・デシャン監督【写真:Getty Images】
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、訴訟問題に巻き込まれ、長期に渡り代表から離れているFWカリム・ベンゼマについて、将来的な代表復帰の可能性に含みを持たす発言をしている。22日、スペイン紙『アス』が報じている。
『beIN』のインタビューに応じたデシャン監督は、ベンゼマの復帰問題について「彼はかつて代表において重要な存在であったが、その後様々なことが起きた。私は決断を行うにあたり、チームにとっていいと思ったことを行っているのだ」と述べる。
そして、「これから、4ヶ月、6か月、1年後が今と同じ状況とは言っていない」と将来的な代表復帰に含みを持たせるコメントを残している。
代表チームメイトであったマテュー・バルブエナへの恐喝事件により、2015年10月から代表を外れ早や一年。いまだ、ベンゼマの代表復帰を望む声も多い。EURO2016の優勝こそ逃したものの、現在はロシアワールドカップ欧州予選でグループ1の首位を無敗でキープし、安定した強さを披露している。
次の代表戦は来年の3月だ。デシャン監督のコメント通り、ベンゼマを巡る状況に変化は訪れるのだろうか。
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