パレルモのロベルト・デ・ゼルビ監督【写真:Getty Images】
昨季は9回監督の首をすげ替えたパレルモは、早くも今季2度目の監督交代に踏み切ろうとしている。
伊『カルチョメルカート.com』は、20日のボローニャ戦に敗れた後、マウリツィオ・ザンパリーニ会長がロベルト・デ・ゼルビ監督に最後通告を突きつけたと報じた。
9月にダビデ・バッラルディーニ前監督からチームを引き継いだデ・ゼルビ監督だが、約2ヶ月半でわずか1勝しか挙げられておらず、現在リーグ戦6連敗中となっている。27日に開催される次節ラツィオ戦に敗れた場合、即解任となるようだ。
後任の筆頭候補はバッラルディーニ前監督で、実現すればなんとパレルモで4度目の指揮となる。まずはデ・ゼルビ監督が“最終試験”を突破できるかどうかだが、今季もシチリア島の名門は混沌への道を突き進もうとしている。
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