J1のFC東京は22日、アビスパ福岡に期限付き移籍中のDF駒野友一との契約満了を発表した。また、GK榎本達也についても契約満了が発表されている。

　過去に日本代表として2010年南アフリカ・ワールドカップに出場した経験がある駒野は、昨年ジュビロ磐田を退団し、今季からFC東京でプレーしていた。しかし、シーズン前半戦で1試合出場にとどまり、7月に福岡への期限付き移籍となっている。

　駒野は発表の中で、「半年間という短い間でしたが、ありがとうございました。怪我ばかりでチームに迷惑を掛けてしまい、本当に残念で悔しい思いでいっぱいです。それでも、この経験を次に活かせるように、これからもしっかりと頑張りたいと思います。半年間、本当にありがとうございました」とコメントを残した。

　一方、2015年にFC東京に加入した37歳のベテランGKの榎本は、「2年間という短い間でしたが、クラブ関係者、チームスタッフ、チームメイト、ファン・サポーター、FC東京にかかわるみなさんに心から感謝しています」と感謝。その上で、「ひとつ心残りがあるとすれば、リーグ優勝を果たせなかったことです」と語り、「これからもFC東京の発展を陰ながら応援していますし、このクラブでの経験をこれからの人生に活かしていきたいと思います。まだ天皇杯がありますので、引き続き応援よろしくお願いします」と述べている。

　FC東京は12月24日に天皇杯準々決勝で川崎フロンターレと対戦する。

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