クラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、チームの“おとぎ話”が続くことを願っている。英紙『デイリー・スター』などが、イタリア人指揮官のコメントを伝えた。
昨シーズンのプレミアリーグを制したレスターは、現在苦しんでいる。リーグ戦2連敗で、降格圏との勝ち点差は4しかない。
だが、チャンピオンズリーグ(CL)では話が別だ。クラブ史で初となる欧州トップクラブが集う舞台で、グループステージ第4節まで終えて3勝1分けの首位。ベスト16進出は目前である。
ラニエリ監督は、「結果は出ていないが、ハングリーな気持ちは変わっていない」と、チームに変化がないと主張。2部降格の不安はあるかと問われると、「そういったことを話すにはまだ早すぎるからノーだ」と返答した。
現地時間22日に開催されるクラブ・ブルージュ戦で結果を残せば、レスターの決勝トーナメント進出が決まる。もちろん、クラブ史上初の快挙だ。
レスター指揮官は、「我々には、スペシャルなことを成し遂げるチャンスがある。今の結果に満足している者は我々の中にいない。それでも、ブルージュとの試合で成し遂げられるものがある。それを達成したいね」と意気込んでいる。
ラニエリ監督は、レスターのミラクルストーリーを終わらせないことができるだろうか。
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