ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
スウェーデンサッカー協会は21日、ズラタン・イブラヒモビッチの同国年間最優秀選手賞受賞を発表した。
「Guldbollen」と呼ばれるこの賞は、スウェーデン国籍で最も優秀な成績を残した選手に贈られるもので、同国サッカー協会と日刊紙『Aftonbladet』によって毎年選ばれる。イブラヒモビッチは10年連続11回目の受賞となった。
そして、同時にイブラヒモビッチの銅像がつくられることも決まったと英紙『デイリー・メール』などが伝えている。高さ2.7mの“巨大ズラタン”がスウェーデン代表の本拠地であるフレンズ・アリーナの外に建てられる。
パリ・サンジェルマン退団前には「もしエッフェル塔に代わって俺の銅像を建てるなら(PSGに)残ってやってもいいぜ」と語るなど、自身の姿を半永久的に残せる銅像にこだわりを見せていたイブラヒモビッチの願いがついに叶った。
この発表を受けた本人はご満悦の様子で「銅像は普通死んでから手に入るものだが、俺はまだ生きている。俺が死んだ時、その像は永遠に生き続けるだろう」と喜びを語った。
今年の夏、EURO出場を最後に116試合出場62得点という記録を残してスウェーデン代表から退いたイブラヒモビッチ。何もかもが規格外の“王様”はまたひとつ伝説を作ろうとしている。
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