喧嘩上等、英国が誇る問題児
問題児ジョイ・バートン。賭博行為にかかわった疑いも…【写真:Getty Images】
ジョーイ・バートン(イングランド)
【最終所属 レンジャース】
問題児は何歳になっても問題児のままだった。バーンリーを退団して今夏スコットランドの名門レンジャースに2年契約で加入したものの、9月に練習中にチームメイトと喧嘩してクラブから3週間の出場停止処分を受けた。
さらに10月、今度はピッチ外でサッカー賭博に関与したとしてスコットランドサッカー協会から処分を受け、そのままレンジャースとの契約も解除された。無所属にもかかわらず出場停止処分中という残念な状態に陥っている。
ここ数年はプレー面よりツイッター上での過激な発言などピッチ外での行動に注目が集まっており、なかなか結果を残せていない。チームの和を大切にする日本の風土に馴染むかは微妙なところだが、フリーで獲得できる実力者に変わりはない。
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