バイソン(闘牛)と評されたボランチ
モウリーニョ監督の下でチェルシー、レアル・マドリーとプレーしたマイケル・エッシェン【写真:Getty Images】
マイケル・エッシェン(ガーナ)
【最終所属】パナシナイコス
フランス、リーグ・アンのリヨンで活躍をしていたマイケル・エッシェンは2005年にジョゼ・モウリーニョ監督が率い、プレミアリーグに旋風をもたらしたチェルシーへと移籍。その移籍金は3200万ポンド。日本円にして約50億円。いかに高い期待を寄せられていたかが分かる金額である。
豊富なスタミナと抜群のボール奪取能力でチェルシーの中盤を支え、プレミアリーグやFAカップの優勝に貢献した。チェルシーでの出場機会が失われると、恩師モウリーニョ監督が率いるレアル・マドリーへと期限付き移籍。その後はミランでもプレーをした。ギリシャのパナシナイコスで今年の9月までプレーし、現在はフリーの身となっている。
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