ボカ・ジュニオルスのカルロス・テベス【写真:Getty Images】
アルゼンチン1部のボカ・ジュニオルスでプレーする元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスに対し、中国のあるクラブが“世界最高年俸“のオファーを提示しているという。ブラジルメディア『サンバフット』が19日付で報じている。
ユベントスなどでの活躍を経て母国へ戻り、名門ボカでプレーを続けている32歳のテベス。本人はボカで現役を終えたいという意向を口にしているが、欧州復帰の噂も絶えず、様々なクラブからの関心も取り沙汰され続けている。
だが、そのテベスに対して中国から破格のオファーが届いているという。クラブ名は明らかにされていないが、中国スーパーリーグでタイトルを争う強豪クラブから年俸4000万ユーロ(約47億円)が提示された模様だと報じられた。
豊富な資金を武器として大物選手を買い集めている中国では、フッキやグラツィアーノ・ペッレ、エセキエル・ラベッシらの外国人選手が世界トップ10に入る高額年俸を得ている。4000万ユーロでの契約が実現したとすれば、テベスはバルセロナのFWリオネル・メッシやレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドなども上回り年俸世界一の選手となるが、このオファーに対して同選手はまだ回答を保留しているという。
今年2月には、テベスは上海上港からのオファーを受けたがアルゼンチン残留を選んだことを明かしていた。その際の年俸提示額は2500万ユーロ(約29億円)ほどだったとされている。
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