イングランド代表で次々にスキャンダルが起きているようだ。“泥酔事件”を起こしたマンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーが注目を浴びている同代表だが、今度は2名の選手がホテルを抜け出してストリップクラブに行っていたことが発覚したという。20日付の英紙『ザ・サン』が報じている。

　代表チームが宿泊していたホテルで主将ルーニーが泥酔し、酷い有様となっていたことが写真とともにメディアに報じられたイングランド代表。そんな中、リバプールに所属するMFアダム・ララーナと同チームの主将MFジョーダン・ヘンダーソンの2名は、ホテルを抜け出して片道177キロも離れたボーンマスにある「フォア・ユア・アイズ・オンリー」というストリップクラブで楽しんでいたようだ。

　クラブの複数のダンサー達がララーナとヘンダーソンを店内で目撃した報じられており、特にララーナは頻繁にリバプールのチームメートを何名か連れて来るこの店の常連客だという。実際同選手は、サウサンプトンに所属していた当時、2007年に短期間ながらボーンマスに期限付き移籍している。

　クラブのダンサーの証言によると、リバプールに所属するこの2名の選手は先週の土曜日の23時頃に同店に到着。その他の友人たちと夜中の1時頃まで楽しんだ後、朝4時半にイングランド代表チームが宿泊していたホテルへ戻ったようだ。

　スキャンダルにより退任を強いられたイングランド代表前監督のサム・アラダイス氏に続き、ルーニーの“泥酔事件”とこの“ストリップ事件”と相次いで問題が発覚しているイングランド代表。今後のイングランドサッカー協会（FA）の対応に注目が集まりそうだ。

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