批判されているウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、代表チームで起こした“泥酔事件“について強く批判しているメディアに反論した。19日に英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューで伝えている。
イングランド代表の主将ルーニーは、現地時間11日に行われたロシアW杯欧州予選のスコットランド戦で勝利を収めた後、オフを与えられた試合の翌日に泥酔。代表チームが宿泊していたホテルで酷い有様となっていたことが写真とともにメディアに報じられた。
この報道を受けて、ルーニーはこの行為について謝罪。そしてサウスゲート暫定監督にも謝罪したことを明かしているが、指示に従わず失態を演じたことでキャプテンの座を失う恐れがあるという見方も伝えられているなど、メディアから必要以上に騒ぎ立てられて激しく批判されている。
この批判に対して、ルーニーは「君たちがオレにしていることは恥ずべき行為だ」と返答。そして、「何としてでもオレの死亡記事を書こうとしているみたいだけど、そんなことはさせない」とメディアに対して強く反論した。
「オレの国のためにプレーすることやオレがこれまでに出した結果を誇りに感じているし、オレはまだ終わってはいない。これはリスペクトに欠ける行為だし、もうたくさんだ」
現地時間19日に行われたプレミアリーグ第12節のアーセナル戦でもベンチスタートとなり、ユナイテッドでも先発の機会が減少しているルーニー。クラブでも代表チームでも苦しい時期を過ごしているルーニーだが、羽目を外してしまったものの、今回の件では母国から不名誉な扱いを受けたと感じているようだ。
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