昨年にはACLに出場していた城南FC【写真:Getty Images】
韓国・Kリーグの1部・2部入れ替え戦2ndレグが20日に開催され、城南FCがクラブ初の2部降格を強いられる結果となった。
城南は今季のKリーグ・クラシック(1部)を12チーム中11位で終了。Kリーグ・チャレンジ(2部)3位の江原FCとの入れ替え戦に臨んだ。17日に行われた江原ホームでの1stレグが0-0のドローに終わったのに続いて、2ndレグも1-1で引き分けたが、アウェイゴールで上回る江原が昇格、城南が降格となることが決まった。
1989年からリーグに参加してきた城南にとっては初の2部降格となる。1993年から95年、2001年から03年の2度の3連覇を含むリーグ優勝7回を誇る強豪チームが出直しを強いられることになった。
2013年まで「城南一和天馬」の名前で戦っていたクラブは、アジアでも優れた実績を残している。1996年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の前身であるアジアクラブ選手権で優勝。ACLでは2004年の準優勝に続き、2010年には初優勝を成し遂げたが、それからわずか6年で2部降格にまで転落してしまった。
2016年のKリーグ・クラシックは、元日本代表MF高萩洋次郎の所属するFCソウルが4年ぶり6度目の優勝。2位全北現代、3位済州ユナイテッドとともに来季ACL出場権を獲得している。
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