アトレティコ・マドリーのコケ【写真:Getty Images】
本拠地ビセンテ・カルデロン最後のマドリードダービーに、0-3と敗れたアトレティコ・マドリー。MFコケは、試合の流れを決めた2失点目となるPKについて、その判定に不満を述べている。19日、スペイン紙『アス』が報じている。
コケは試合全体を振り返り、「先制点が全てを難しくしてしまった。前半は非常に手こずった。後半はPKを与えるまではいいプレーができたし、トライできていた」と振り返る。
そして「すべてを分析しないといけない。監督はもう考えているだろうし、我々にカギとなるものを与えてくれるだろう。我々は全てにおいて改善しないといけないし、前を向かなければいけない」と続け、「多くの試合を落とし、この数年にない状況にある。だが、これもサッカーだ。我々はアトレティコ・マドリーであり、手痛い負けの後にはいつも立ち上がってきたのだ」とコメントする。
また、結果的に試合を決定づけた2失点目のPKについて「ピッチ上からはファウルには見えなかった。だが、繰り返し見ることはできないからね。そして、審判は笛を吹いた。(PKを与えた)ステファン・サビッチとはこの件について話をしていない」と悔しさをにじませた。
リーグ戦では直近4試合で3敗し、順位も暫定5位にまで落ちたアトレティコ。「月曜には皆で話し合い、失敗を見直して改善する」と語るコケ。現地23日には休む間もなくチャンピオンズリーグが控えている。アトレティコはこの苦境を乗り切ることができるか。
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