ニューヨーク・シティFCに所属するダビド・ビジャ【写真:Getty Images】
現在次々とスター選手が離れて行っているメジャーリーグサッカー(MLS)で、次にアメリカを離れることになるのはニューヨーク・シティFCに所属する元スペイン代表FWダビド・ビジャかもしれない。19日にスペインの『ラ・ヌエバ・エスパーニャ』が報じている。
今季はNY・シティでキャプテンを務め、リーグ戦33試合に出場して23得点を決めたビジャ。今年12月に35歳を迎えるが、そのうち31試合はフル出場を果たしており、衰え知らずのパフォーマンスを維持している。
そこで、リーガスパニョーラのスポルティング・ヒホンがビジャをレンタルで獲得しようと画策しているという。ここまで11試合を終えて2勝6敗3分のスポルティング・ヒホンは、現在降格圏の暫定18位。このためクラブは、継続的に得点を決めることができ、それと同時に降格圏からチームを浮上させ、チームを牽引することができるようなFWを探しているとみられており、適任とされるビジャをレンタルで獲得するためにNY・シティとコンタクトを取ったと報じられている。
ビジャは、1999年から2003年までスポルティング・ヒホンに在籍していた。このことからも、万一移籍が実現すれば同選手にとって古巣への復帰となる。
先月には、スペイン代表のフラン・ロペテギ監督がMLSのレギュラーシーズン最終節を現地で視察したと報じられ、スペイン代表への復帰の可能性さえも浮上したビジャ。もし本人が代表への復帰を望んでいるのであれば、母国でプレーすることは有利な点となりえそうだ。
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