ビジャレアルでプレーするDFアントニオ・ルカビナが、バルセロナの補強候補にリストアップされているようだ。19日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

　右サイドバック補強を急ぐバルセロナにまた新たな名前が浮上した。ビジャレアルでプレーする32歳のDFルカビナだ。同紙は、プレーヤーとしてのクオリティはもちろん、セルビア代表としても豊富な国際経験を持ち、価格的にも手頃であることがバルセロナの興味を惹いていると指摘。この冬の市場で獲得に動く可能性があるという。

　2012/13シーズンにバジャドリードに入団し、2014年の夏にビジャレアルに移籍。リーガエスパニョーラでのプレーも5年目を迎えている。今季は、リーグ戦での出場は1試合にとどまっているが、ヨーリッパリーグでは4試合にフル出場、セルビア代表としてもロシアワールドカップ欧州予選に4試合フル出場中と、コンディション的にも良好だ。

　アレイクス・ビダルの放出が既定路線となっており、すでにバレンシアのジョアン・カンセロ、シャフタールのダリヨ・スルナらの名前が補強候補の名前に上がる中、ルカビナも名前も浮上した。冬市場のオープンまであとひと月半を切った。ルカビナの周囲も騒がしくなってきそうだ。

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