リバプールのロベルト・フィルミーノ【写真:Getty Images】
リバプールの中心選手として活躍し、ブラジル代表でもプレーするFWロベルト・フィルミーノだが、その才能はゲームを通して“発掘“されたものだったという。古巣ホッフェンハイムのスカウトが英ラジオ局『トークスポーツ』に語ったとして、17日付の複数メディアが伝えている。
ブラジル2部のフィゲイレンセでプレーしていたフィルミーノは、19歳だった2011年1月にホッフェンハイムへ移籍。ブンデスリーガでの活躍を経て、昨年夏には巨額の移籍金でプレミアリーグの強豪に引き抜かれることになった。
ホッフェンハイムのスカウトを務めるルッツ・ファンネンシュティール氏は、世界的に人気の高いクラブ経営シミュレーションゲーム「フットボール・マネージャー」のデータを通してフィルミーノを発見し、約350万ポンド(約4億8000万円)での獲得を決めたという話が事実であると認めている。
無名であったフィルミーノの獲得に周囲からは不安の声もあったものの、「最終的に我々は彼を4200万ユーロ(約49億円)で売ることになった。うまくやれたということだと思う。間違いなく良いスカウティングだったよ」とファンネンシュティール氏は取引に満足した様子を見せている。
フィルミーノは今季プレミアリーグでは11試合中10試合に先発出場し、すでに5ゴール3アシストを記録。19日にはアウェイでのサウサンプトン戦に臨む。
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