サガン鳥栖の豊田陽平【写真:Getty Images】
J1のサガン鳥栖は17日、FW豊田陽平との2017年度の契約を更新したことを発表した。
現在31歳の豊田は2010年に京都サンガからの期限付き移籍で鳥栖に加入。その後完全移籍し、今季で加入7シーズン目を戦った。来季は鳥栖で8年目のシーズンとなる。
鳥栖ではJ2で通算72試合出場36ゴール、J1では通算162試合出場83ゴール。不動のエースとして活躍を続け、7シーズン全てで二桁ゴールを記録してきた。2016年は13ゴールにとどまったが、昨年までJ1で4年連続15ゴール以上という歴代タイの記録を保持している。
豊田は契約延長に際し、「今までより約2ヶ月はやく発表させていただきました。これは私自身、そしてクラブからのタイトル獲得に向けた、一つ目の強いメッセージと受けとっていただければと思います」とコメント。これまで鳥栖で実現できていないタイトル獲得への思いを強調した。
また、同じ2010年に加入して7年間をともに戦ってきた韓国代表MFキム・ミヌにも言及。鳥栖は今季限りで「一人の宝を失うことになる」と述べ、母国での兵役のためチームを去る戦友との別れを惜しみつつ、『夢は叶う!』と来季への意気込みを表している。
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