バルセロナが楽天とスポンサー契約締結【写真:Getty Images】
バルセロナは16日、来季以降のユニフォーム胸スポンサーなどを務めるメイングローバルパートナーとして、日本企業の「楽天」との4年契約締結を発表した。
英『ファイナンシャル・タイムズ』などの報道によれば、契約金は4年総額2億2000万ユーロ(約258億円)にのぼるという。1年あたりにすると5500万ユーロ(約65億円)という世界最高額のスポンサー契約のひとつとなるようだ。
楽天は日本国内で築いたブランドを世界的なものにすることを狙っており、来季からリオネル・メッシやネイマール、ルイス・スアレスらスター選手の胸元に自社ロゴを掲載できる。最高のプロモーション手段を手にいれた。
本来なら昨季末で終了するはずだったカタール航空とのスポンサー契約を1年延長していたバルセロナは新たなパートナーを探していた。個人レベルでは楽天の三木谷浩史社長とジェラール・ピケとの間に親交があることが知られている。
ピケは自身のツイッターで三木谷氏のことを「ミッキー」と呼び、今年7月の来日時には同氏のもとを訪問していた。この2人の個人的な関係が組織レベルまで大きくなったということだろうか。来季からは伝統の“青赤ストライプ”の胸に日本企業の名が輝く。
【了】