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日本代表 8年前

英国人が見たサウジ戦「清武は“10番”に定着した」「本田と香川の投入でペースが落ちた」

日本代表は15日、ロシアワールドカップアジア最終予選でサウジアラビア代表とホームで対戦して2-1の勝利を収めた。この試合中、スタジアム現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

「間違いなくハリル監督は本気。もう失うものが無い」

大迫
1トップで先発出場した大迫勇也【写真:田中伸弥】

――スタメンが発表されました。これまで代表を支えてきた本田と香川が揃ってベンチスタートです。
「すごいね…。でも、今は2人ともコンディションが良くないからフェアじゃない? 間違いなくハリル監督は本気。もう失うものが無いのでリスクを犯さなければならない」

――今日は日本サッカーの運命を分ける日になるかもしれないですね。
「非常に大事な試合。勝てば自信がつくと思うけど、それ以下の結果では予選を勝ち上がるのはかなり難しくなる」

――注目選手は誰ですか?
「大迫だね。オマーン戦でしっかりとチャンスを決めたけど、今日も同じような決定力を見て欲しい」

――サウジアラビアはPKをもらうのが上手いようです…。
「そうですね。日本のディフェンスは集中力が切れないことを祈ってるよ」

――試合が始まりました。序盤から大迫のボールキープが日本に攻撃のリズムをもたらしています。
「彼はブンデスリーガでレギュラーだからね。そこは本当に成長した」

――サウジアラビアの選手が長友に危険なタックル!
「今、審判を押したでしょう!? でもこれが本当の戦いだね」

――序盤のサウジアラビアの印象は?
「攻守でバランスが悪いように見えるけど、積極的だね。カウンターで危険がありそう」

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