甲府の新監督に就任する吉田達磨氏【写真:Getty Images】
J1のヴァンフォーレ甲府は、来季の新監督に吉田達磨氏が就任することを発表した。
吉田氏は柏レイソルで育成年代のコーチや監督、強化部ダイレクターなどを歴任し、2015年からトップチームの監督に就任。今季はアルビレックス新潟の監督を務めていたが、シーズン終盤で退任している。
今季の甲府は激しい残留争いの末、最終節にJ1残留を確定させており、来季はクラブ最長を更新する5シーズン目のJ1を迎えることになった。
クラブの公式サイトを通じ、吉田氏は「山梨そして甲府という注目される地方都市において、地域の皆様の深い愛、熱い想いに力をいただきながら、長い間地道な努力を積みあげて来られたクラブの一員となれること、そしてその代表となるトップチームを率いJリーグを戦うことは非常に価値のある、そして大きな責任のある挑戦であります」と意気込みを語っている。
なお、吉田氏の新監督就任に伴い、今季チームを率いていた佐久間悟監督は退任することが発表された。
今季の佐久間氏は、甲府の運営会社である株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブの取締役副社長とGM(ゼネラルマネージャー)、監督の3役を兼任していたが、来季からは副社長とGMを引き続き務める。
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