香港代表とグアム代表の選手たち【写真:EAFF】
女子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンド最終日が14日に行われ、香港代表は1-0でグアム代表に勝利を収めた。
初戦に敗れた開催国の香港とマサカダ(グアム代表の愛称)の両国代表は、共に来年に開催される本大会への出場を逃し敗退している。
ホームの観客の応援を生かして開始早々攻撃を仕掛けた香港は、僅か11分で先制に成功。チャン・ウィンシーが放ったシュートがグアムDFによって止められると、そのこぼれ球に誰よりも早く反応したチャン・ワイキが至近距離からボールをネットに押し込んだ。
その6分後には、再びチャンに新たなシュートチャンスが訪れる。しかし、シュートは大きく枠を逸れて行った。
そして21分には、ウォン・ソーハンがグアムのGKソフィア・ガリードの頭上を越えるループシュートを放とうとしたものの、ボールはクロスバーに嫌われる。
香港は前半の終盤に相手に攻め込み続けたが、反対にゴールをかすめる惜しいシュートを放ったのはグアムだった。43分にコリーン・ナデンがGKと1対1になるチャンスを迎えたが、それからネットを揺らすことはできなかった。
後半になると試合のペースは大幅に減少。香港はポゼッションで圧倒し続けたが、グアムがかけてくるプレッシングの前にチャンスを作ることはできない。
そして、後半の半ばになって香港に最大の決定機が訪れる。74分にクォン・ウィンヤンがシュートを放ったが、再びクロスバーに直撃。
グアムは終了間際になって最後のチャンスを迎えたものの、FWペイジ・スーバーはそのシュートを外した。
この結果、香港は勝ち点3を手に入れて3位で終了。一方グアムは、1点も獲得できずに最下位で終わっている。
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